紺野道昭通信

Ⅴ.覚悟・責任・終わりを意識する① 経営者は逃げられない(定期発信-Vol.259)

経営者には休みが無いと云えるかもしれません。

少なくとも私がそうです。

365日24時間、いつも会社のことを考えています。

勿論、年中無休で出勤しているわけではありません。

ただ、休日でもプライベートでも、ジムで運動しているときでも、とにかく何をしていても会社のことが頭から離れない、否、離したくないのです。

数字のこと、人のこと、お客様のこと、資金繰りのこと、現場のこと等々、常に考えています。

ここに経営者が受け取る報酬の理由があるのかもしれません。

 

そして経営者は逃げることが出来ません。

普段の仕事であれば社員に判断を任せています。

些細なことまで社長にお伺いを立てる会社で社員は育ちません。

従って会社の存続が危ぶまれる事態でない限り、現場が判断すべきです。

現に当社ではそうしています。

一方、大きな事故や会社の信用失墜につながるような問題、即ち会社の姿勢そのものが問われる場面では、経営者が出ていかねばなりません。

これは役割分担や仕組み化で片付く話ではありません。

経営者自身が、その場の重さを感じ取れるかどうかです。

 

・ここで自分が出なければ、会社の信用に傷がつく

・ここで自分が背負わなければ、社員を守れない

・ここで逃げるようでは、経営者ではない

 

一方で、経営者が背負いすぎると、組織は弱くなります。

社員が自分で考えなくなり、管理職など育ちません。

ここが難しいところです。

手を出し過ぎても、引き過ぎてもいけないのです。

だからこそ、普段から物差し、即ち判断基準を揃えておく必要があります。

 

・約束を守る

・相手の時間を大切にする

・胸を張れる仕事をする

・正しいことを正しく行う

 

こうして揃えておけば社員自身が判断できます。

普段の仕事は社員に任せて考えさせる。

その代わり、いざというときは絶対に逃げない。

これこそが経営者の責任です。

責任とは、普段の言葉ではなく、肝心なときの立ち位置に現れます。

毎日先頭に立って怒鳴る必要もなければ、何から何まで自分で決めなくていいのです。

ただ会社の信用が問われる場面では、必ず前に出なければいけません。

 

※生成AIで作成

▲